3maki
3maki
3maki
3maki

3maki

通常価格 ¥7,150
単価  あたり 
税込 配送料は購入手続き時に計算されます。

サイズ:45×30mm
素材:稲藁・水引・絹糸・シルバー925

草を使って縄に加工する技術は、縄文時代から始まっているとされています。神域を示す結界や、歳神様を御迎えする「注連縄・しめ飾り」として、現代でも日本の風習として伝わっています。そして、生活の中でも縄は実用性があるのはもちろんですが、長い歴史の中で、「縄ない」が変わらず残っているのは、幸せを願う思いと、そのシンプルで美しい力強さがあるからだと思います。

日本古来から縁起の良い奇数七五三で構成された注連縄モチーフのジュエリー。
3巻きの縄ないが、さりげなく個性を引き立たせてくれます。

納期:1ヶ月

コンセプト
藁は古来より、日本の文化として身近にあり、神事や祝儀に用いられることが多くあります。縁 起の良さを“WARAジュエリー”に含ませて身に付けることで、この神聖さが気を引き締め、心改まる思いをもたらしてくれます。

素材は、生まれ育ち制作拠点である、京都“花背”にて自ら稲作をし、 厳選した稲藁とシバクサ(野草)を使用しています。藁の色味の経年変化と自然の温もりを大切にしているため、肌なじみも良く、ほのかな藁の香りにも癒されます。藁細工の持つ洗練された造形技術で、スタイリッシュかつコンテンポラリーな作品づくりを心掛けているため、カジュアルスタイルやドレスアップ・和装など様々なシーンにも品良く合わせられ、老若男女問わず身に付けて頂けます。

日本人の根源を呼び起こさせる独自なナチュラルモードデザインで、世界にただ1つのジュエリーを制作する他、ファッションアイテム、オブジェ作品など、新たな可能性を広げています。

材料
藁細工といえば、しめ縄やなべしき、草履、円座など、昔では生活をより豊かにするために、自らの手であみ出し、日常の生活用具として密な存在でした。しかし、便利な世の中になっていくにつれ、藁細工の必要性が薄れ、今や日本全国、花背地域でも作られる方は少なくなっています。お米の国・稲作文化だからこそ、何世紀にもかけてあみ出された藁細工は、先人の知恵と温もりが詰まった宝です。

私が手がける素材は、花背の田んぼで育った稲藁(あさひもち)と、地元で刈り取った野草であるシバクサ(正式名:チカラシバ、ちまきの笹をくくる紐に使われる)を使用しています。毎年、春から秋にかけ、地元の親戚のおばあさんの協力のもと、自らの手で植え→刈り→乾燥→掃除の工程を経て、材料を揃えます。その中からさらに厳選し、藁を木づちで打ち、やっと細工が出来る状態になります。自然物なので、時間の経過と共に緑みから黄色み(さらに経過すると飴色)へ変化するのも魅力。

異素材は、水引・西陣の絹糸・淡水パール・クリスタル・デザイン形成した金属など気品あるスパイスを取り入れ、いつの時代にも合う、温故知新なWARAジュエリーを目指しています。