観月の名所として知られる北嵯峨の名勝「大沢の池」。睡蓮が広がるこの池は夜空を取り込んだ紺色にそまり、水面浮かぶ月の光を愛でる。水面にゆらめく月明かりを光沢の異なる複数の金色で描き、水面にのみ焦点を絞った大胆な構図は紺紙金泥の優美な世界を表した。
越前和紙 奉書紙
福井県越前で作られる、上質の楮を使った木版画用紙として最高級の手漉き和紙
手摺り木版画
木に彫刻された絵柄を一色ごとに手摺りで紙に色づけていく伝統的な印刷技法
サイズ
画:タテ36cm×ヨコ23.5cm
紙:タテ39cm×ヨコ27cm
素材:和紙(人間国宝9代目岩野市兵衛氏作 越前奉書紙)
仕様:手摺り木版画 / 別途額装可(専用マット付き)
額縁サイズ:ダイコロ(約44cm×56cm)
納期:3ヶ月
明治24年に1200年もの歴史ある木版技術の流れを受け継ぐ「老舗手摺匠 竹中木版」は京都に創業し、暮らしの中に息づく多くの木版印刷に関わってきました。
そして「木版印刷をもっと楽しくおもしろくみなさんに親しんでもらいたい。」そんな思いで職人たちはこの木版画を使った商品を提案する「竹笹堂」をはじめました。